京都府綾部市にあるミツマタ群生地に行ってきました。
目次
ミツマタって?
ミツマタ(三椏、学名:Edgeworthia chrysantha)は、冬になれば葉を落とす落葉性の低木であり、ジンチョウゲ科のミツマタ属に属する。中国中南部・ヒマラヤ地方が原産地とされる。3月から4月頃ごろにかけて、三つ叉(また)に分かれた枝の先に黄色い花を咲かせる。そのため、「ミツマタの花」は日本においては仲春(啓蟄〔3月6日頃〕から清明の前日〔4月4日頃〕まで)の季語とされている[1]。皮は和紙や紙幣の原料として用いられる 。
ウィキペディア(Wikipedia) より引用
ミツマタは上記のとおり、和紙の原料で、春になれば黄色い花を咲かせます。綾部市では古くから和紙の生産が盛んで、綾部の老富という集落にミツマタの群生地があります。
場所はこんなところ
場所は下記の地図のとおりです。綾部市とありますが、福井県との境界付近の集落です。
今回は京都縦貫道を利用し、京丹波和知インターで高速を降りて下道の府道小浜綾部線を走って行きました。京都市内からだとおよそ2時間。高速を降りてから下道が40分ほどなので、ドライブにはちょうどいいんじゃないでしょうか。
ただ、和知インターを降りてからはコンビニや道の駅がないので、トイレには困りそうです。ミツマタ群生地のところにはあるので、そちらのトイレは利用できます。
行ったときは平日だったので、特に出店はありませんでしたが、土日は出店があるようです。
詳しくは綾部市観光協会のホームページを参考にしてください。
さっそく行ってきた
はい。とういうことでさっそく行ってきました。
例年3月下旬が満開とのことで、一応満開の時期を狙って行きましたが、あいにくの曇でした。ミツマタ群生地は整備されていましたが、ヒールなどでは厳しいと思います。泥もありますのでスニーカーなどで行ったほうがいいです。
ミツマタは「黄色い妖精」とも呼ばれているそうで、辺り一面ミツマタの黄色い花が広がります。
私は花粉症で鼻が詰まっていたのですが、辺りは甘い香りがしたようです。この木が和紙になるとは思いもよりません。
しばらく待つと青空が広がってきました。群生地はスギ林の中にあります。高い杉の木に囲まれていますが、木漏れ日が美しく光ります。
やっぱり青空の方が映えます。ミツマタの黄色い花がより強調されるように映りました。
今回はZ6とニッコールZ 35mm F1.8の組み合わせです。解放では玉ねぎ型のボケが出ます。
それでも逆光で撮るとかなり粘ってくれるのがZ6とニッコールZの力。この写真はニッコールZでしか撮れないと思います。
感想
今回は綾部市のミツマタを見にいってきました。
黄色い妖精が咲き乱れる姿は圧巻の一言ですが、群生地の周りには何もないのが痛いところかもしれません。少し足を延ばせば、舞鶴や福井に行けるので、ドライブがてらそちらまで足を延ばすのもいいかもしれません。
ちなみに私は帰りに京都縦貫道の味夢の里に行きました。京都縦貫道を使う人ならば必ず寄るところだと思います。ここで新鮮な野菜を買うために縦貫道に乗ったといっても過言ではありません。
そして、ミツマタの時期が過ぎると、綾部老富ではシャガという花が咲き乱れるようなので、次はシャガを見に行ってみようと思います。