先日はついにフィルムカメラのOM1を手に入れてしまったというお話。
今回はOM1で撮った写真を現像してきました。
目次
そもそもフィルムカメラの現像って?
私は昭和生まれですが、フィルムカメラといえば、本当に小さいころにしかなかったような世代。小学校ぐらいからはデジカメが主流になっていた気がします。
初めて買ったカメラはデジカメ。フィルムカメラという存在は知っていましたが、使ったことはありませんでした。
当然、フィルムの現像なんてこともわかりません。
フィルムカメラを買ったはいいけど、このあとどうするの?というところから始めてみました。
まずはフィルムの現像から
フィルムカメラで撮った写真は、まずは現像しないといけないのです。フィルムはカメラで撮った画をネガに映しますが、ネガは現像しないといけません。フィルム内のネガは現像しないとただの紙と同じで、現像することによってカメラで撮った写真をネガに固定します。ネガに転写した写真の画を化学変化で固定するといった感じでしょうか。いまいちわかっていない説明ですが、現像していないネガを日光にさらすと画が消えてしまうこともあるようです。
とりあえず、現像することから始めてみました。
以前は駅前にカメラ屋さんがあった気がしたんですが、カメラ屋さんというのは、とても少なくなったんですね。あまり気にしていませんでしたが、私の町の個人経営のカメラ屋さんはほぼ絶滅しかけでした。
しかしデジカメで撮った写真をプリントアウトしたいという人はいるので、大手のカメラ屋さんは近くにありました。
今回は「パレットプラザ」さんに行ってきました。
現像してデータ化へ
フィルムの現像は結構すぐにやってもらえました。これもやったことがないのでどれくらいかかるものなのかはわかりません。
最近のフィルムカメラ流行り(?)があるおかげで、フィルムは現像してプリントアウトすることなくデータ化できるようになっていました。
なお、フィルムの現像はネットで探してみると、いろいろとあります。
1、フィルムをお店に持ち込み、現像してもらう
2、ネットでお店を探してフィルムを送って現像してもらう
の二つが大きくありました。お店のほうが早くに現像してもらえますが、ネットで注文すると即日とはいきません。
ちなみにネットのほうが安く現像とデータ化をしてもらえるみたいです。
パレットプラザさんでは、現像に800円ぐらい。データ化に500円ぐらいと、フィルム1本の現像ととデータ化に1500円ほどかかりました。
フィルムカメラで撮った梅の画
フィルムカメラなので、正直あまり期待していなかったのですが、撮れた写真はすごく味のある写真となりました。
ただ、フィルムに傷が入っていたようで、写真に黒い横線が入っています。ここらへんはデジタルとは違うので仕方ありませんね。ただ、デジカメもセンサーにゴミが付着すると写真に異物が乗るので同じといえば、同じなのでしょうけど。
で、撮れた写真がこれ。フィルムらしい色が出てくれました。デジカメではこうはならないと思います。
横線がなかったらすごいきれいに撮れていたと思うんですけど、なかなかにいい写真が撮れました。
光の当たり方によって梅の白さが違うところもいいです。暗いと黄色く見えて明るいと赤く見える。フィルムの特性でしょうか。
フィルムは空気感がよく伝わってくる気がします。春の陽気を感じる一枚になっているようで、これだけでも温かい感じが伝わってきます。
これも春らしい一枚になってくれました。
感想
今回は初めてのフィルムカメラということで、梅を撮ってみました。
フィルムに傷がついていたようで、写真に横線が入るというハプニングもありましたが、これもフィルムカメラあるあるなので、仕方ありません。フィルムのデータ化もすんなりとできて、これからの写真ライフが捗りそうです。
OM1を使ってみた感じは露出が難しいという感じでしょうか。写真は露出がとても難しいものですが、フィルムカメラは特に難しく感じました。
露出計がありますが、レンズは明るすぎるようでどれも絞って撮影しています。現像してできるまではどんな写真になるのかまったく予想できないため、露出計が頼りでパシャパシャと撮ってみました。
結果はうまいこと写真が取れてよかったです。
今回は写真に横線が入りましたが、次は無事に撮れるように祈ります。