この記事はオールドレンズ沼に足を踏み入れようとしている三十路男のカメラ日記です。
三十路で日記って。まあ、どうでもいいでしょう。
先日の記事でオールドレンズを買ったと報告しました。レンズを買ったら使ってみないと。ということで、さっそく気合を入れてお出かけしてきました。
みなさん、植物園は好きですか?私は結構好きで、年に何度か写真を撮りに行ったりにします。入場料が安くて、結構人もいないので、のんびりするにはおすすめです。
今回は京都府立植物園に行ってきました。(入場料200円。地下鉄代のほうが高かったです。)
持って行ったカメラはいつものごとくE-M5markⅡさん。レンズは先日購入したFLEKTOGON 35mmさんを持っていました。
この記事ではフレクトゴンさんで撮った写真を載せていきたいと思います。
目次
そもそもフレクトゴンさんって?
勝手にフレクトゴンさんと呼んでいますが、CARL ZEISS FLEKTOGON 35mmというレンズのことです。カールツアイスというドイツのメーカーのレンズでだいたい1960年ごろのレンズとなります。
FLEKTGONには製造時期によって三つのレンズに分けられ、第一世代はレトロな外観。第二世代はゼブラ柄。第三世代は黒い外観となっています。それぞれの性能について詳しくはいろいろなサイトに載っているのでそちらで調べてもらったほうがいいと思います。
私が購入したのは、このうちの第二世代のゼブラ柄のFLEKTGONになります。このレンズの一番の特徴は他のレンズと比べて寄れること。最短撮影距離が18cmとかなり寄れます。
コスモス満開の植物園
植物園の外観などは割愛し、さっそく写真を撮っていきます。時期は11月初旬。コスモスが満開の時期でした。天気は曇り。コンディションはよろしくなかったかもしれません。
オールドレンズと思って映りがあまいのではないかと思っていましたが、オールドレンズって?と思うような映り方で、きれいにはっきりと映ってくれます。
そしてこのレンズの寄れるところを確認してみます。
コスモスに寄ってみました。ちゃんとピントが合って、すごい描写です。奥の花びらからボケ始めていい感じに柔らくなっています。こんな写真が撮りたかったと思いました。
同じくコスモス。背景のコスモスがいい感じにボケてくれてきれいに映りました。これだけ写るって素晴らしいです。
なんか背景がグルグルして酔いそうです。だいたい解放状態で撮影しています。
しかしマイクロフォーサーズで撮っているので、画角は70mmとなってしまいます。
どうしても同じような写真しか撮れない・・・
これはこれですごいきれいなんですけどね。
寄らなかったらこんな感じ。十分きれいに映ってくれます。
どこまで寄れるのか
十分に寄れることがわかってもらえたと思いますが、実際にどこまで寄れるのか試してみます。
ダリアが咲いていて、花びらに水がついていました。
花びらに水が付いているのかわかると思います。
寄ってみると、
こんな感じに。もっと寄ることもできたのですが、何が何だかわからなくなったので、こういう感じに。
ここまで寄れるってすごいですよね。マクロレンズかと思ってしまいました。
紅葉を撮ってみた
今年は長雨の影響か、やっぱり紅葉がきれいではない気がします。
しかし、レンズのおかげできれいに撮ることができました。曇天ですけど、仕方ないですよね。
使ってみた感想
正直オールドレンズってどうなの?と思っていましたが、大満足の結果となりました。
ただやはり画角70mmというのは正直、使いにくいです。しかしマクロレンズのように寄れることと、オールドレンズらしい柔らかい色になることを考えると、これ一本で出かけるのも楽しいと思いました。
ただ、どうしても70mm一本となると、撮影できるものが限られてくるので考えようですが。
今回は植物園で撮影しました。天気は曇りだったので逆光もあまり気にすることはなかったです。
次回は実際に山に持って行って、何が撮影できるのかを試してみたいと思います。
さて、次は何を撮りに出かけようか。
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