紅葉を探しに蛇谷ヶ峰へ

紅葉

2018年11月。

紅葉を探しに比良山系の蛇谷ヶ峰に行ってきました。

カメラはいつものごとく、オリンパスのOM-D5mark2です。レンズはキットレンズの14-150を使いました。

目次

蛇谷ヶ峰って?

滋賀県高島市朽木にある山です。比良山系の山であり、武奈ヶ岳の北側に位置する山。

標高は901mで、くつき温泉てんくうや、ふれあいの里、朽木スキー場からも登れ、7つのコースがああります。(2018年、カツラ谷ルートは崩落しています)

京都からだと湖西道路を通るより、国道367(鯖街道、大原から抜ける道)で行ったほうが早いです。

今回は朽木温泉からふれあいの里を経由し、尾根道を歩いて山頂を目指します。階段が多いですが、登りやすい山で、山頂からは琵琶湖が望めます。初心者にうってつけの山だと思います。

登山前に

登山前に朽木で朝食を取りました。朽木でモーニングと検索すると、「ロータスリーフ」というお店を発見。

こちらは発酵食品に重きを置いているお店ということで、ヨーグルトとかに力を入れている様子。

午前9時から開店でモーニングは午前10時までとなっています。モーニングにおかゆがあり、このおかゆがおいしかったです。朝からおかゆは温まります。

モーニングを食べて次は道の駅朽木本陣へ。なぜ本陣なのかよくわかりませんが、こちらは地元の野菜などの販売も多く、おもしろい道の駅でした。

マスカット大福なるものを発見し、山登りのお供にすることにしました。マスカットがジューシーで大福との相性がとてもよかったです。

朽木温泉から登山開始

なんやかんやでゆっくりとして、午前10時30分。朽木温泉からのスタートです。

ふれあいの里

朽木温泉の駐車場は広くてゆとりがありました。

ふれあいの里

朽木温泉に登山ポストを発見。駐車場にトイレもありました。

ふれあいの里

少しわかりにくいかもしれませんが、ふれあいの里を目指します。

朽木温泉から

ところどころに紅葉が見られます。でもまだ早かったかな。それか今年の長雨で紅葉は外れ年になったか・・・

吊り橋

朽木温泉からふれあいの里までは吊り橋を渡ります。結構立派な吊り橋でした。

吊り橋から黄葉

さっそく紅葉が出てきます。いや、黄葉ですけど。吊り橋からふれあいの里まではモミジが多くありました。

ふれあいの里に到着

ふれあいの里

午前11時。ふれあいの里に到着。ふれあいの里とありますが、建物はありません。道路が行き止まりになっているので、駐車場として利用できます。ここのモミジが一番咲いていたかも。真っ赤でした。

ちなみに今回は山ガールも一緒です。

紅葉

これが今回で一番よく撮れた写真です。今回で200枚ぐらい写真を撮りましたが、写真を撮るのって難しいですね。今までは本当に適当に写真を撮っていました。

紅葉

紅葉を撮ろうと思うと、ついついこういう構図になってしまいます。これはこれできれいなんですけど。

ニオイコブシの丘へ

ニオイコブシの丘

ニオイコブシ?ということで行ってみます。

ニオイコブシの丘

ニオイコブシ(タムシバ)とありました。タムシバが何なのかよくわかりませんが・・・

タムシバ(田虫葉、学名:Magnolia salicifolia)はモクレン科モクレン属の落葉小高木。別名を「ニオイコブシ」といい、花には芳香がある。早春に白い6弁花をに先立って咲かせる。

他に「カムシバ」の別名をもつ。こちらは「噛む柴」で、葉を噛むとキシリトールのような甘味がするためにこの名前がついた。これが転じて「タムシバ」となったといわれる。

(Wikipediaより引用)

白い花が咲くんですね。これは春にも登らなければ。

ちなみにニオイコブシの丘の展望台まではわかりにくい道でした。

ニオイコブシの丘

展望台とありますが、どこがピークなのかよくわからず。ニオイコブシはよく見えます。

どれがニオイコブシかって?目の前の黄色い葉がついているのがニオイコブシです(だと思います。)

ニオイコブシ

紅葉にはなりませんが、黄葉です。きれいなイエローです。

ニオイコブシ

寄ってみると、少し黒いです。長雨の影響でしょうか。

尾根道分岐へ

尾根道分岐

ここから尾根道に登ります。標識はありますが、いまいちわかりにくい。林道をそのまま歩く人もいるのではないでしょうか。

尾根道分岐

分岐に入ってすぐのところに一輪だけ咲いていました。何という花でしょうか。

尾根道

尾根道の倒木です。倒木はいくつかありましたが、ここが一番ひどかったです。う回路が作られており、倒木を避けて通りました。

蛇谷ヶ峰 階段

蛇谷ヶ峰名物の階段です。ふれあいの里からは登りしかありません。尾根道は階段がたくさんあります。膝が悪い人にはきついかもしれません。

蛇谷ヶ峰 階段

階段もこうして撮ってみると、すごくいい感じの道なんですけどね。雰囲気のある山道です。

ニオイコブシ

カエデでいいんでしょうか。葉が三つに分かれているので違う気もしますが。

釜の谷分岐に到着

p557

午後0時。釜の谷分岐に到着です。ここの上にベンチがありました。

釜の谷から

階段はつらいですが、気合を入れて登ります。

p667

P670に到着。ここもこの標識の上にベンチが。

P667から

黄色のトンネルを登ります。階段なので息があがりますが、とてもきれいでした。

カツラ谷分岐

カツラ谷分岐に到着。ここらへんから琵琶湖が見えます。

注意書き

注意書きあり。いつから崩落しているんでしょうか。

黄葉

やっぱり光が当たるほうが黄葉がきれいです。

ようやく山頂へ

蛇谷ヶ峰

午後1時。蛇谷ヶ峰山頂に到着です。お昼時ということもあり、いくつかのグループが休憩されていました。

蛇さん

琵琶湖側に蛇さん。中央の田んぼが頭に見えませんか?

蛇谷ヶ峰から武奈ヶ岳

蛇谷ヶ峰から武奈ヶ岳。武奈がとてもかっこよく見えます。

山頂で昼ご飯を食べます。昼の1時だったので、徐々に人が少なくなります。風もなく、日差しがポカポカとしてのんびりと過ごしました。

気が付いたら午後2時に。ゆっくりしすぎかもしれませんが、ゆっくりと下山します。

下山ルートは思い出の森コースで

帰りは思い出の森コースから帰ります。

2時30分、釜の谷分岐から思い出の森コースへ。

こちらは尾根ではなく谷道になり、日が当たらないので暗い道でした。

思い出の森コース

途中、木道がありましたが、結構な壊れ具合。少し濡れていて木道を歩くと滑って怖かったです。

思い出の森コース

一番壊れているところでこんな感じ。いつから壊れているんでしょうか。

思い出の森のコースは全体的に紅葉していなかったです。日が当たらないので当然ですが。尾根道は階段が多いのでどちらで帰るか悩みどころですね。

蛇谷ヶ峰 谷

谷に降り、つり橋が掛かっていた川を渡ります。

途中、道が崩れていたように見えましたので、こちらが正規ルートなんでしょうか。よくわかりませんが、苔むした感じの小川で雰囲気がよかったです。

下山完了

午後3時15分に朽木温泉に到着。朽木温泉はいろいろな施設があるんですね。バンガローがあってバーベキューをしている方もいました。バンガローに泊まるときは朽木温泉に入ることができるので快適ですね。

下山後はもちろん朽木温泉に入浴。温泉は単純アルカリ性泉質でPH8.5のお湯。源泉は25℃なので温めていますが、ちょうどいいお湯加減でした。お湯はお肌がすべすべになる感じ。入ったときにぬるっとした感触がたまりません。

サウナあり露天風呂もあるのでおすすめです。

感想

蛇谷ヶ峰は冬に一度登ったことがある山で、最近あまり山に登れていなかったのでリハビリがてらに登りました。

登山口から山頂までコースタイムで二時間で特に道に迷うことのない山です。階段が多いのが難点ですが、短時間登山なので、そこまで負担はないかと思います。

京都から一時間ほどで行け、温泉も近い。琵琶湖も望める。といいところが多い山です。

湖西道路を使うとたぶんすごく混むので注意が必要です。

ニオイコブシの花は初春に咲くとのことでしたので、今度は春に登ってみようと思います。ちなみに冬山としても初心者向けだと思います。

追記、最近本当に山に登れていなくて、実はこの蛇谷ヶ峰がこのブログを始めてから最初の山となります。一度大文字山に登ろうとしたんですが、今年は倒木がかなりひどいらしく登ったことのない山だったので敬遠してしまいました。

11月下旬にできたらもう一回ぐらいは山に登りたいと思います。

さて、次はどこに登ろうか。

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