この記事は、OM-D E-M5Ⅱ+オールドレンズで山に登ってみた記録です。
オールドレンズはcarl zeiss jena flectogon 35mm F2.8 zebraを持っていきました。OM-Dで使うと画角70mmの中望遠レンズです。一緒に持って行ったレンズはオリンパスの便利ズーム14-150を持っていきました。
山にオールドレンズを持っていった結果ですが、山の風景は広角が正義ということに再確認をしてきました。ただ何か撮りたいものが決まっていれば、単焦点もありなのだなということに気づかされました。
目次
稲村ヶ岳に登ってきた
今回は大峰山の稲村ヶ岳に登ってきました。実は紅葉を探しに行こうと思っていきましたが、紅葉の時期はすでに終わっている様子でした。
しかし天気にはまだ恵まれ、ようやく晴れの日にオールドレンズを使うことができる山行となりました。
まずは画角のお話から
14mm(35mm換算28mm)です。
オールドレンズ70mmです。
比較するまでもなく、狭いです。70mmという画角をどう使うか。まず風景では使えないことが明白となりました。(当たり前)
しかしオールドレンズといっても絞ると結構ありだな。というのが感想。使いようによっては意外とありなんじゃないのか。と思います。
しかし山で使える環境って?それを探すのも楽しいんですけど。
こういう使い方?ではないような気がする。フレアが出ることを確認。そんなに出ないものなのか?まだまだ使い始めなので実験的に使う。
なんとか見つけた紅葉。いままでの紅葉の撮り方とは違う撮り方ができる。こういうことなのか?手探りでいろいろ撮ってみる。
結局寄ってみる
flectogonは最短撮影距離が18cmとかなり寄れるレンズ。ということで、やっぱり寄ってみました。
苔を見つけたので、とりあえず寄ってみます。
何か撮らなければと思い、とりあえず苔を見つけたら撮ってみる。苔を撮るために山に登る男に転職しようか。
もはや何もわからなくなってきて、とりあえず寄ってみることしかしません。ただ、個人的に好きな写真になりました。
それとボケが五角形になることに気づきました。絞れば五角形。
解放すれば、玉ボケに。晴天はいいですよね。光の当たり方で全然違って見えます。
そしてこの赤い実は何?赤いし南天だ。と思っていましたが、違うような気がします。クロガネモチ?ナナメノキ?クロガネモチなんでしょうか。
まるで蛾・・・蝶が飛んでいるようです。これはいったい何なんでしょう。花にも見えるし、葉にも見えるし。よくわかりません。
これはたぶん山アジサイ。夏に登った時にアジサイが咲いていたところにあったから、そうなんじゃないかと。アジサイの葉って黄色くなるんでしょうか。ただ、きれいに玉ボケが出てくれているので満足です。
感想
実験なので、こんなもんかと。70mmのレンズはもっとポートレートとかに向いているのかもしれませんが、人物を撮ることはほとんどしないので、どうしようかと思ってしまいます。
ただ、flectogonが寄ってくれるので、写真を撮っていて楽しい。それだったらマクロレンズでいいじゃないかとなりますが、オールドレンズらしい柔らかい写真が好きです。
マイクロフォーサーズでオールドレンズを持って山へ。はありだと思いましたが、風景を撮るためにオールドレンズを使うのは難しいかと。当たり前の話なんですが、実際にやってみないとわかりません。
ただ、いままでは撮らなかった写真を探して撮ってみるということは楽しい。いつもと違った視点で山登りを楽しめたのではないかと思います。
普段は広角でピンポイントでオールドレンズ。こういう使い方もいいかもしれません。ただ山でのレンズ交換が大変になってしまいましたけど。
さて次は何を撮ろうか。
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