京都洛西の大原野神社の紅葉のライトアップに行ってきました。この時期の京都はライトアップしている神社が多いです。それに伴ってどこもすごい人ですが、こちらの神社はそこまでの混雑もなく、おすすめできるライトアップでした。
今回はペンタックスのオールドレンズを入手したので試しに使ってみたという記事でもあります。
OM-D EM-5 markⅡ、PENTAX SMC-M 50mm F1.8、FLECTGON35mm zebraを使っています。
目次
まずは大原野神社って?
せっかくなので大原野神社について簡単に。
大原三千院って聞いたことあると思いますが、大原三千院は左京区にあり、大原野は西京区にあります。
平城京のときからある古い神社で、また国家鎮護の二十二社の一社として有名です。奈良県の春日大社の分社で、長岡京に遷都したときに春日神社の神々を祀った神社とのことです。春日大社公認で京春日ともいいます。
洛西では紅葉の名所として有名。また結婚式を挙げられる神社として人気のある神社のようです。
大原野神社へは、阪急東向日駅、JR向日町駅から阪急バス、または阪急桂駅から京都市バスに乗車して南春日町で下車。徒歩約10分とのこと。タクシーでは各駅から約15分程度とのこと。京都西山にあり、この西山というところは正直、不便です。京都観光でわざわざここに行くことはあまりないかもしれません。
ライトアップは今年からのようで、ツイッターに妖しい神社としてアップされていたのを見て行ってみることにしました。
2018年の紅葉のライトアップは11月19日から11月25日までとなっていました。大原野神社のホームページは見やすくてよく更新されているようなので、詳しくはそちらをチェックしてください。
さっそく行ってきた
まずは外観の鳥居。ライトアップは午後5時から午後9時までとのことで、夜間特別拝観料は600円。テーマは「光と水」とのことです。
すでに妖しい雰囲気が漂っています。
そしてこちらが妖しい参道。紅葉を楽しむというよりイルミネーションを楽しむといったほうがいいのでしょうか。参拝客が少ないこともあって、より妖しくきれいに見えます。
写真はPENTAX SMCM50mmF1.8で撮影しました。
ライトアップしすぎて青くなる紅葉。果たしてこれは紅葉のライトアップなのか・・・?
しっかりと色づいています。もともと紅葉の名所でもあるので、とてもきれいです。
神社と紅葉ってなんでこんなに合うんでしょうか。石燈篭の温かい光が紅葉を照らします。
オールドレンズで撮ると、紅葉が花火のようにも見えます。
忘れそうでしたが、今回のテーマは光と水です。神域の鯉沢の池に燈篭が浮かべられていました。
明るすぎでしょうか。でもこういう感じ嫌いじゃない。
不思議と中央の紅葉だけがオレンジ色に見えました。これもオールドレンズの力なんでしょうか。
実は今回はフレクトゴンはあまり使っていませんでした。F2.8の解放で撮りましたが、F1.8と比べると、やっぱり全体的に暗かったです。暗いところには明るいレンズがいいですよね。
大原野神社の本殿です。映りませんでしたが、本殿の後ろの木がすごく立派でした。神域の中の神社という感じがします。由緒正しい神社で本殿も立派でした。本殿横には狛犬ではなく、鹿の石像でした。ここらへんが春日大社の分社ということなんでしょうか。
今回のライトアップで一番きれいな写真だと思いました。
オールドレンズを持って行ってよかったと思える一枚。
感想
ライトアップというと人が多いイメージで今までなんとなく敬遠していました。
ブログをするようになってどこかへネタを探しに行かなくては。焦り、ついつい行ってしまいました。結果的に正解だったので良しとしましょう。
実は大原野神社は前にも一回行ったことがあり、地元の神社という感じがしてとても好きになりました今回はライトアップしているということで、ツイッターの書き込みを見て行ってみるとこにしました。
ライトアップの撮影は今まで失敗しかなくて今回できるかわかりませんでしたが、PENTAXの明るいオールドレンズが活躍してくれました。
思えば明るいレンズといえば、M.zuiko 12mmF2.0があるぐらい。便利ズームはやはり便利ズームで暗すぎます。明るいレンズといっても広角レンズなので、紅葉には不向きでしょう。
SMCMは解放F1.8ですが、かなりぼやけてしまうという欠点が、いや、特徴が。ライトアップという環境でいい感じになってくれました。
某オークションで1000円で落札できたので、大満足です。普段使いには結構難しいですが。間違いなくレンズ沼に落ちていきそうになっています。
たぶん来年も大原野神社へ行っていることでしょう。善峯寺と近いので一緒に行くことをおすすめしますが、車でないと行けそうにもありません。歩いていくと暗すぎて不安になりそうです。
レンズが増えたので使ってみないと。という焦燥感に駆られます。
さて、次は何を撮りに行こうか。
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