新たなオールドレンズをお出迎えしました。
目次
前置きのお話
OM-D E‐M5 mark2とm.zuikoのレンズを使っていて、その写真に満足できないと思ったのは、去年の秋。それからオールドレンズをいう沼に入ってしまったのでした。
それからというもの、flectogon 35mm F2.8 zebraを使ったり、新しいレンズをお出迎えしたりしていましたが、マイクロフォーサーズではボケにくい。
マイクロフォーサーズでは焦点距離は2倍となります。35mmという画角では倍の70mmという画角に。
それでも寄れるレンズではあったので、おもしろい写真を撮ることができました。
しかし、沼に落ちた人間はそんなことでは満足しません。
焦点距離が2倍になるのなら、望遠側で遊んでみたい。そう思ったのでした。
ちなみに50mmのレンズであれば、100mmという画角に。中望遠となります。
オールドレンズ以外にもm.zuiko 14-150 Ⅱ の望遠側を使うことがあります。マイクロフォーサーズで150mm、画角300mmというのはおもしろいんですよね。
マイクロフォーサーズでボケた写真を撮るには、二つあると思います。
一つは明るいレンズを使うこと。もう一つは望遠でぼかすこと。
前者はマイクロフォーサーズと規格はあまりよく合わないです。センサーサイズが小さいことで明るいレンズでも二段階ほど暗い写真となってしまうみたいです。
で、後者。焦点距離が2倍というのはそれだけボケるということ。
そのことに気づいてしまいました。
Jupiter9をお出迎え。
前置きが長くなりましたが、今回購入したのは、ロシアンレンズの Jupiter-9 85mm F2.0 というレンズ。マイクロフォーサーズでは170mmという望遠レンズです。
巷ではオールドレンズ初心者の入門レンズとして有名です。カールツアイスのゾナーというレンズのコピーレンズ。コピーレンズですが、よく写るレンズとして有名です。某オークションサイトで購入しました。
まあ、前置きをいくら書いても写真を見なければわからないので、さっそく撮ってきました。
とりあえずいつものごとく、レンズを試すなら植物園へということで冬の京都府立植物園にやってきました。
この日は雪が舞う感じの寒い日だったので、とりあえず温室へ。
サボテンで試してみます。
ボケ方について
絞り解放で撮影。背景がよくボケています。
少し絞ってみました。
さらに絞ってみます。これでだいたいF5.6ぐらいかと。
最後まで絞ってみます。F16まで絞りました。
見てもらうとわかるように絞り解放では柔らかくボケます。絞るとくっきりに。このレンズは1977年製のようですが、しっかりと写ってくれます。
Jupiterの写りは?
オールドレンズは絞り解放のほうがそのレンズの特性がよく出ます。ですので、ほとんど絞り解放での撮影です。
ボケ方はこれぞオールドレンズという感じです。白のコントラストが強い気もしますが、これはこれできれいだと思います。
オールドレンズは個体差があるのですが、このレンズは当たりでしょうか。
早咲きの梅が咲いていました。天気は晴れ。中央にピントを合わせたつもりですが、ちょっとずれたかな。
きれいに映ってくれます。少し高いところに手が届く170mmという焦点距離。花を撮るのに望遠レンズもありだと思います。
山茶花が咲いていました。なんというか、油絵みたいな写り。こういう写り方はすごく好きです。
ちなみにアートフィルターなどは一切していません。撮ってだしのJPEGです。
これも山茶花。170mmで撮るものを探すと限定的になってしまいますが、撮ってみると、想像していたものと違うものが出てくるところがオールドレンズの楽しいところ。
感想
マイクロフォーサーズでオールドレンズを。ということで写真を何度か撮っていますが、まだまだ勉強不足感は否めません。とりあえず撮り続けるしかありません。
つい最近パナソニックからフルサイズミラーレスが発表され、ミラーレスがフルサイズ戦争となりそうです。
しかしオリンパスのE-M1Xが発表され、マイクロフォーサーズはマイクロフォーサーズで生き残ってほしいですし、私はこれからもマイクロフォーサーズを使っていきます。
オールドレンズでマイクロフォーサーズを使うには、現状ではオリンパスがいいと思います。ボディ内蔵手振れ補正がかなり効いていて、望遠でもほとんどブレません。
しかし、所詮、ほかのカメラを使ったことがないので、素人の戯言にしか過ぎないのですが・・・
とりあえず撮っていて楽しい写真ライフであれば、何も問題がないと思います。
E-M5はいいカメラだと思っていますが、オールドレンズの情報が何も登録できないので、それが不満です。PENfが欲しい・・・・
レンズ沼に嵌り、カメラ沼にも入りそうです。しかし言いたいことは、オールドレンズで楽しい写真ライフを!ということ。楽しければそれでいい!
さて、次は何を撮りに出かけましょうか。
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