オールドレンズを持ってお散歩へ~jupiter-9 85mm F2.0

水路閣
Jupiter-9 85mm F2.0

ロシアレンズのJupiter-9を買ったのは、つい最近のこと。

山茶花

オールドレンズで冬の植物園へ~jupiter9 85mm F2.0

思えば、オールドレンズを使い始めたのは、去年の秋でした。

ダリア

オールドレンズ沼に足を踏み入れてしまった件

今回はお出かけにカメラを持っていこうということで、Jupiterを持ってお散歩してみました。カメラはOM-D E-M5markⅡです。

蹴上に行ってきた

蹴上って読めますか?「けあげ」と読みます。どの土地にも読みにくい地名があります。蹴上はすんなりと入ってきましたが、みなさんはどうでしょうか。

蹴上は京都市東山区の地名です。琵琶湖疎水、インクラインがあって・・・といいますか、蹴上は京都の岡崎というところにあります。岡崎と括ると、平安神宮があったり、動物園があったりします。あと紅葉で有名な南禅寺も岡崎といえば岡崎です。つまりは蹴上周辺はカメラを持ってお散歩には持って来いの場所です。

阪急河原町からは歩いてだいたい30分くらい。京都市営地下鉄蹴上駅が直近です。

JR京都駅からはバスを使いましょう。

蹴上
Jupiter-9 85mm F2.0

Jupiter‐9は85mmの単焦点レンズ。85mmという焦点距離はポートレートなどに使いやすいといいますが、マイクロフォーサーズで使うと二倍の170mmという焦点距離になります。

170mmでお散歩レンズとはなかなか言えませんが、頑張って歩いてみました。

蹴上
Jupiter-9 85㎜ F2.0

蹴上は琵琶湖疎水がある場所。その昔、琵琶湖から水を引いて水力発電により京都の電力不足を補おうとしたところです。発電所というか、古い建物も多くあります。レンガの建物が並びます。

蹴上
Jupiter-9 85mm F2.0

天気は曇りだったのですが、Jupiterの色ってこんな感じだった?と思う色です。もっとレンガがいい色に写ってくれると思ったんですが。ここらへんはレタッチで調整でしょうか。(私にレタッチの技術はなく、載っているのは全て撮って出しです)

蹴上といえば、インクラインが有名なんですが、インクラインは撮っていません。(インクラインは調べてみてください。すぐに出てくると思います)インクラインは広角で撮るものだと思っていたんで今回はパスです。蹴上から南禅寺に向かいます。

南禅寺の水路閣へ

南禅寺の奥には、これまた有名な水路閣があります。こちらもフォトジェニックですが、定番を撮っても楽しくない。ということで撮ったのがこれ。

水路閣
Jupiter-9 85mm F2.0

定番の構図から少し外してみました。やっぱりレンガの色が気に入らないところではありますが、Jupiterらしい眠いような写真。古い色にJupiterの色が乗ります。

水路閣は琵琶湖疎水の水路です。南禅寺というお寺の奥にあり、それだけで雰囲気が出ます。

水路
Jupiter-9 85mm F2.0

レンガには苔も生えていましたが、草も生えていました。

そういえば、オールドレンズを使うなら、ソニー一択と言われます。理由はフルサイズミラーレスだから。そのとおりだと思いますが、マイクロフォーサーズは小さくて持ち運びやすいのが利点。

それにカメラは「どう撮るのか」だと思うのです。撮る人が気持ちよく撮れるカメラがいいカメラだと思います。まあ、ただ単に新しいカメラが買えないのと、天邪鬼なのであえてマイクロフォーサーズで勝負しようと思っているのと。あとはオリンパスのカメラが好きなのと。理由はそんな程度です。

ただ、不自由な状況ほど、いろいろと見つけることもできます。そういう発見こそおもしろいのです。

話が逸れました。つまりはどんなカメラとレンズであっても撮っていて楽しければそれでいいのです。

水路
Jupiter-9 85mm F2.0

まだまだ朽ちてほしいのですが、欲しかったレンガの色はこんな感じです。

オールドレンズはすべて解放で撮っています。この写真も解放で撮ったのですが、絞ってもよかったのではないかと思いもしました。(思うだけです)

梅
Jupiter-9 85mm F2.0

南禅寺は紅葉で有名ですが、南禅寺の上の方のお寺には梅も咲いていました。

お散歩は続きます。

路地に魅かれる

岡崎周辺というのは、京都の昔ながらの建物が多くあります。「ウナギの寝床」と呼ばれる細長い家が多くあった場所で、路地はそのままに新しく家が建っていきました。

路地
Jupiter-9 85mm F2.0

石畳みの路地です。地元の人は「ろうじ」というようで、エセ京都人の私は初めて聞いたとき意味がわかりませんでした。

路地
Jupiter-9 85mm F2.0

オールドレンズらしいフレア。配管が絶妙に輝きます。

路地はあるものになってしまったので、壊すことができない。道路に所有はないのです。そんな不自由さに魅かれるんでしょうか。

そろそろ春ですね

散歩というのはいいもので、その町の雰囲気がよくわかります。

移動はだいたい車が多いですが、歩いてみると、車では見落としていたものが見えてきます。

梅
Jupiter-9 85mm F2.0

町を歩いていると、思った以上に梅が咲いていました。梅っていうのは、路上に咲いているものなのか。そんな印象を受けます。京都という土地柄と言えばそうなのかもしれませんが。

梅
Jupiter-9 85mm F2.0

Jupiterの色を難しく思うようになりました。こちらが想像する色が出ないかと思うと、想像以上の色が出てくるときもある。それがオールドレンズなのかもしれません。

ただ一つ言えることは撮っていておもしろい。これが一番大切だと思います。

感想

いつも感想を書いていたので、締めの一言がないと締まらない気がしてなりません。ただ、言いたいことは書いたような気がするので、特にないんですが・・

今回はお散歩ということで、Jupiter9を持って出かけました。マイクロフォーサーズでは170mmというレンズ。もはや望遠レンズです。

撮るものを選びます。あれを撮りたいと思っても撮れません。決してお散歩レンズではありませんが、撮れなければ撮れるものを探します。そうして撮ったものには、執念というか怨念を込めています。(天邪鬼なのですみません)

不自由は人生のスパイスみたいなもんだと思います。なければおいしくない。あれば深みができる。調合すればさらに・・・と、冗談は置いといて、不自由すぎるのも大変ですが、不自由の中でどう生きるのかが大切だと思います。不自由を克服とは言いませんが、不自由は人を深くしてくれるものと信じています。たまにはあえて不自由を探してみるもいいかもしれません。