旅に出よう

ケルンから

今年は長雨です。

毎年の天候は本当にわかりません。

太陽の活動が極小期に入っていると言われ、それそろ氷河期が来るんではないかと個人的には、すごく危惧しているのですが、毎年の夏にはそんなことはなかったと思う次第です。

することがないので、ブログの更新をするという、新たな趣味も見つかったことなので、私の趣味の遍歴についてでも書いてみようと思います。

目次

そもそも学生時代は

学生時代は、土日はアルバイト。長期休みはアルバイトして定期代を稼ぐということをしていました。

今にして思うと、もったいないことこの上なしですが、学生時代なんてそんなもんでしょう。

剣道サークルなるものに所属しており、週二回は剣道をするという健康的な生活を送っていました。

しかし元々が友達付き合いが苦手なほう。

バイトもあったのですが、休日は誰かとどこかへ出掛けた記憶がないです。

社会人になって

社会人になって研修期間を過ぎると、京都の中部に配属となりました。

京都に中部があるのかと疑問ですが、どこにでも人は住んでいるもので、山に囲まれていようが、平地があれば開拓できるもんなんです。

開拓できるなら人も住める。人が集まれば町になる。そんなところが配属先でした。いわゆる田舎です。

仕事がシフト制で休みが不規則でした。

もともと一人で行動するのが好きなので、あまり不自由してなかったんですが、暇でした。

初めての一人暮らしということもあり、最初はバタバタして、一人暮らしも新鮮だったんですが、暇というのはヒシヒシと近づいてきます。

自転車との出会い

そんなときに出会ったのが自転車でした。

山が多いですが、道路は走りやすく、信号機もあまりありません。

ちょうど自転車ブームが来ていたこともあり、休日になると自転車を漕いでいる人をよく見るようになりました。

そんな姿を見るとやっぱり憧れますよね。

ということで、自転車を始めてみます。

しかし、これがなかなかしんどい。

もともと走ることは苦手です。ロードレーサーでスピードを出すことも苦手だったようで、思った以上に楽しくなかったのです。

旅に出ようと思う

それまで旅行というものには興味はありませんでした。

学生時代も遠くに行きたいとは思わなかったですし、家族と旅行に行ったことも数少ない。

しかし会社で長期の休みをもらえることなりました。4日間の連休。

さて、どうしようかと悩みます。

何をしようか。立山もそうでしたが、ふと某カレンダーに目が止まりました。

そこには草千里の写真があったのです。

熊本県阿蘇にある草千里。先の地震の影響がどの程度なのかはわかりませんが、そこには緑色のきれいな草原が写っていました。

人生は自分の世界の拡張だとも思います。

社会人となればそれは難しいですが、小学生になったとき、自分の世界が保護者の目の届く範囲外に広がり、中学生になるとそれは自分の町まで広がり、高校生になると県単位ぐらいで広がります。大学生では地方単位と広がりました。

では社会人は?それはもう自由でしょう。

自分の世界は自分で拡張する。自由なんだから。

世界を知ることはワクワクすることです。自分の目でその場所を見て、自分がどう感じるのか、自分の世界はどんな感じに広がるのか。

そんなことを漠然と思っていたので、見てしまった以上は草千里に行くしかありません。

初めての旅行は草千里に

といいつつも、旅行自体が初めて。ただ、怖さはありません。失敗するのも旅の一興と思います。

熊本には新幹線で行き、阿蘇で一泊します。

翌日に草千里に行こうと思いましたが、バスの時間を調べておらず、交通機関も調査不足でした。

そこでペーパードライバーで車の運転は教習所ぐらいでしたが、思い切ってレンタカーを借りることにしました。

残念ながら免許はゴールド。本人はどきどきでしたが、車を借りることができました。

今でもレンタカー会社から出るときにオートマ車をエンストさせてしまったことを覚えています。あんなに車が上下するなんて今では考えられません。

そうしてビクビクしながら草千里に行き、その後は熊本市内まで車を運転して新幹線に乗り、帰りました。

旅行から学んだこと

京都に帰ってきて思ったことは、「一人でもできるやん。」

まさに初めてのおつかいと一緒ですが、自分の世界が広がった瞬間でした。

今ではなかなかそう思うことは少なくなりましたが、それでも旅行というのは、自分に新しい感覚を与えてくれます。

今では相方ができたので一緒に旅行に行くことも増えましたが、一人での旅行も行きます。

誰かと一緒に行く旅行は楽しいもんです。

しかし自分の世界が広がるかといえば、一人の方が世界は広がる気がします。

だから旅に出るのです。自分がまだ見ぬ世界は未開拓と一緒なのです。開拓者となり、第一発見者として世界を広げていきましょう。

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