わかんデビューに霊仙山へ

山頂

2019年の最初の登山は愛宕山へ。今年の登山の安全と今年の目標を決めてきました。

今年の目標は「貯金」となりました。(登山と関係なくはないはず)

さて、それはさておき、成人の日の休みを利用して、滋賀県米原市の霊仙山に行ってきました。

こちらの山は何度か登っている山。カルスト地形という地帯があり、山頂付近にごつごつした岩があります。山頂付近は木がほとんどなくて見晴らしがすごくいい山。

初めて登ったときは悪天候で山頂付近の見通しが全く利かない状態となり、敗退した思い出があります。

今回は単独行での冬山となります。

霊仙山に行ってきた

今回は榑ヶ畑登山口から山頂を目指すことにします。

たぶん霊仙山に登るなら、一番メジャーなルートだと思います。

霊仙山にはいくつかルートがありますが、ほかのルートは歩けなくなっていたり、道があまりよくなかったりしますので、特に予定がなければ、榑ヶ畑から山頂に行き、そのまま降りるという行程がいいかと思います。

霊仙山はアクセスのいい山でもあります。伊吹山の南側に位置しますが、鈴鹿山脈の最北端という位置付け。今回は車で向かい、米原インターから国道に出て、醒ヶ井から榑ヶ畑登山口を目指します。

雪が多いと榑ヶ畑まで登れません。注意してください。

と書きましたが、今回は榑ヶ畑まで行けました。もちろんスタッドレスは必須だと思います。

行きの名神で神々しい伊吹を見て、テンションが上がります。ここ最近は天気予報とにらめっこの状態が多く、米原、東近江、東吉野などなどの積雪状況をチェックすることが多くなりました。

ちょうど成人式前後は晴天に恵まれるとありましたので、ヤマレコなどもチェックして冬の霊仙山に挑戦です。

8時、榑ヶ畑駐車場に到着

榑ヶ畑駐車場

榑ヶ畑駐車場は結構狭いです。林道の終点にあるので、少しの駐車スペースがあるだけで、止めれるのは7台ほどでしょうか。林道には駐車禁止といたるところに看板がありました。落石もあるみたいです。

午前8時に到着して、ぎりぎり止めれるぐらいでした。みなさん朝が早いです。

榑ヶ畑登山口

熊出没注意とありますが、どうなんでしょう。入道ヶ岳に登った時は目撃情報が詳細にありましたが、霊仙ではあまり聞かない気がします。それでもいろいろなリスクを考えないと山には登れないと思います。

榑ヶ畑休憩所

榑ヶ畑休憩所です。林道まではタクシーで来ることができるみたいなので、タクシー待ちのためでしょうか。扉と窓がないので寒そうです。

登山ポスト

登山ポストは休憩所に設置されていました。

最近はヤマレコからコンパスで登山届を出しています。もともと紙媒体の登山届はあまり出したことがないのですが、登山届が電子化されて登山届を出す手間がとても楽になりました。

林道

登山口から少しだけ舗装された林道を歩きます。ほんの少しですけど。

登山口

踏み跡があるので迷うことはないと思いますが、最初の曲がり角のところを森に入っていきます。

もともとは集落があったみたいで、今は廃村になっているところが登山口です。

山小屋かなや

廃村の先に山小屋かなやがあります。いつも閉まっているイメージですが、泊まることもできるようです。(不確かな情報です)テントも張れるみたいでした。一張り500円とありました。

2合目

あっという間に2合目です。標識は3合目と書いてある気がするのですが、たぶん2合目です。

2合目は汗拭き峠といい、ここで汗を拭いたみたいです。この峠を越えて向かいの集落に行ったみたいで、南側の集落は落合といいます。ここももう廃村みたいな感じだったような。

大洞谷源頭

大洞谷源頭に到着です。なんて読むんでしょうね。この標識がないとそのまままっすぐ行ってしまいそうになりますが、ここで曲がります。こういう標識は助かります。

四合目

四合目に到着。歩きやすい道なので、さくさくと登れました。雪はちらほら。日陰になっているところは凍結してるかな、ぐらいの程度。アイゼンがなくても登れると思います。

登山道

といいつつも、四合目からは積雪はこんな感じ。圧雪していないので、アイゼンがなくても行けますが、それだと何のために冬山に来たのかわかりません。安全第一です。

9時15分、五合目に到着

五合目

五合目に到着です。登山口から一時間ぐらいでしょうか、ゆっくり歩いていたつもりですが、意外と早くつきました。五合目からアイゼンを装着しました。

五合目は見晴らし台といい、ここから伊吹が見ることができます。

見晴らし台から

右のほうの白い山が伊吹です。中央の青くなっているところが琵琶湖です。

致命的に写真を撮るのが下手ですが、気にしたら負けです。

登山道

五合目からの登山道はこんな感じ。踏み跡がしっかりしていて迷うことはないかと思います。しっかりとロープも張られていてわかりやすい。

六合目

六合目に到着です。ここはトラバースですが、写真のとおり下は粘土状の土です。滑ると泥だらけになります。

雪解けでもべちゃべちゃになりそうなので注意が必要です。

9時45分、七合目に到着

七合目

七合目、おさる岩に到着です。ここでワカンに付け替えます。ようやくのワカンデビューです。

右に標識が雪で埋まっています。おさる岩も雪で埋まっていました。

風が強く吹いていてなかなかにいいコンディションです。

霊仙は七合目からがいいところです。

七合目から

その理由がこれ。七合目からはテーブルマウンテンのような状態になり、木がほとんど生えていません。

理由は山頂付近のカルスト地形が原因だと思われます。

カルスト地形とは、つまりはごつごつした岩が多いってことで。なかなかこの地形はないみたいです。

カルスト地形

雪がないときに登るとこんな感じの山です。ごつごつしてるでしょ?

霊仙山

木がないだけに目印がなくなりますが、踏み跡はしっかりとついています。というか、たくさん踏み跡がついています。

夏道は風が強いので、あまりおすすめしないかもしれません。谷になっているところを歩いていくのがいいのかもしれません。

ただ、そうなると八合目と九合目を踏めないので、考えどころとなります。

霊仙山

やはり冬の山は美しい。それに大勝利の晴天でした。

雪庇

風が強いせいか、雪庇のようなものができていました。これって別の呼び方があったと思うのですが、いまいち思い出せず・・・とりあえず雪山って感じがしていいですね。

霊仙山

左側に焦点を合わせるべきだったような。冬のアルプスに行ったことはありませんが、これで十分だと思ってしまいます。

おもち

まるで白いおもちのよう。ここをスキーとかで滑ると最高なんだろうな。

霊仙山

山好きとしては滑るより登るほうに魅力を感じてしまいます。ワカンが楽しくなってきました。

左に伊吹が見えました。

伊吹山

この伊吹のカッコよさよ。やはり向こうは日本百名山でしたか・・・

お気に入りの一枚

この写真がベストショットだと思います。きれいに撮れました。

10時50分、山頂に到着

山頂

霊仙山山頂に到着です。ここ一番の強風でした。

琵琶湖が一望でき、比良山系も白くなっていました。

鈴鹿方向

山頂から鈴鹿方向です。鈴鹿はあまり雪がないようで白くなっていませんでした。

それにしても晴天です。

冬のカルスト地形

冬のカルスト地形です。冬もごつごつしていて面白いですね。

お気に入りの二枚目

続いてセカンドショット。こちらのほうが霊仙山っぽいです。

最高点

ちなみに山頂はさっきのところでしたが、霊仙山最高点は別のところにあります。見晴らしは山頂のほうがいいと思います。ここから落合ルートに下れますが、夏でもなかなか大変な道でした。冬はもっと大変でしょう。

避難小屋

少し歩いて避難小屋に到着。ここで昼ご飯とします。避難小屋は少し離れているので、ちょっと面倒に感じます。

避難小屋の中

避難小屋の中はとてもきれいでした。

ちゃんと仮眠室も完備されていました。10人ぐらいは入れそうな小屋です。詰めれば20人?

霊仙山

小屋でだいぶゆっくりした後、下山します。最後まで天気が崩れず、とてもいい登山になりました。

感想

ワカンを買って初めての冬山。ワカンデビューに選んだのは滋賀県米原市の霊仙山です。

関西圏の冬山は登山口に雪がないことが多く、ワカンまでも必要のない山が多い印象です。それでも武奈ヶ岳などはワカンがなかったら厳しいと思いますし、冬山の幅を広げたいと思って今回ワカンを買いました。

ちなみにアイゼンは登山を初めて2年目ぐらいで12本アイゼンを買いました。6,8本でもいいと思いますが、多いほうが強そうですよ?ただアルプスとか険しい雪山ではないと必要ないと思います。

それはさておき、霊仙山は山頂付近がなだらかで、雪がいっぱい積もってくれそうなところです。

予想通り、積雪があって楽しいワカンデビューとなりました。

今回も一人で登りましたが、夏に2回ほど登ったことがあるので、道はだいたいわかっています。やはり単独だと夏に一度登っておくと安心します。

それでも休日に登ったので人は多く、トレースが多くついていたのでとても歩きやすかったです。

仕事の都合上、冬の3000mには登ることがないと思いますので、関西の冬山の番長ともいえる武奈ヶ岳に登れるようになりたいと思います。

霊仙山は好きな山ですが、温泉が近くにないことが不便です。下山後は車で30分かけて彦根まで行き、極楽湯に入浴。極楽湯彦根店はぬるめの炭酸泉があって極楽です。伊吹方面に行くと伊吹薬草の湯がありますが、これは伊吹登山の楽しみに取って置きます。

さて次はどこの山に登ろうか。

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