スイスの旅の一日目は、チューリッヒ空港からマッターホルンのお膝元であるツェルマットへの移動となります。
私は京都に住んでいます。スイスへは成田空港からは直行便があるそうなのですが、関西国際空港からはフィンランドのヘルシンキで乗り換えてスイスに向かう航路となります。関西国際空港からチューリッヒ空港までは、ヘルシンキ空港で乗り換えてから約9時間の旅です。(2020年フィンエアーにて関空からチューリッヒまで直行便ができるそうです)
関空の深夜便で日本を離れ、チューリッヒ空港に到着したのは、現地時間の10時でした。日本との時差は約8時間なので、日本の時間でいうと午前2時。時差ボケはほとんどなかったです。旅行好きの奥さんに聞くと、飛行機の中で寝れたことが影響しているとのこと。今回の旅の日程もほとんど奥さんに任せてしまいました。
さて、一日目はツェルマットへの移動日となっています。ツェルマットはスイス南部にあり、チューリッヒ空港からは電車で4時間ほどです。スイスは電車網が発展していて、遅れることもほとんどありません。ちなみにスイスでの移動手段は電車を使いました。
また、各種割引なども充実しています。今回の私たちの旅は一か所に何泊かして天気のいい日にハイキングに出かけるという行程を選びました。そのため各地に移動するということはあまり考えなかったのでハーフウェアパスという電車料金が半額になるパスを購入しました。
スイスの電車移動
スイスはドイツ語圏です。公用語はイタリア語と英語とドイツ語と聞きましたが・・・行ってみるとやはりドイツ語が多かったです。しかしレストランのメニューなどは三か国語が書かれていました。
この写真はドイツ語と英語が書かれています。三か国語といっても、イタリア語は南の方が多いようです。スイスといっても北はドイツで南はフランスとイタリアといった感じで分かれているそうです。
写真はチューリッヒ中央駅ですが、なんとなく雰囲気でわかります。それにわからなければスマホで調べるとすぐで、昨今では翻訳機能もすごいので、簡単なのです。グー〇ル先生のおかげです。(海外wifiルーターなどを必ず持っていきましょう。)
電車は3回ほど乗換え、ツェルマットにはゴルナーグラート鉄道という電車で向かいます。スイスの電車はかわいらしいものが多かったです。ゴルナーグラート鉄道は赤色の電車でした。
電車は渓谷を進んでいきます。途中、線路にチェーンがあり、そのチェーンを使って電車は山奥へと進んでいきます。乗っていてもなかなかの勾配のところを行きます。
そして車窓から見える川は白く、今までで見たことのない色でした。日本では見たことのない色ですが、どうやら氷河の水が関係しているようで、自然の不思議を感じました。
スイスの山は日本の山とはかなり印象が違います。スイスの山は岩山といった感じで地殻変動で隆起したんだろうなといった感じの山が多かったです。ロッククライミングはヨーロッパという感じですが、こういったところの違いなんでしょう。
憧れのツェルマットへ
電車に一時間半ほど乗って終点のツェルマット駅に到着しました。さすがマッターホルンの町という感じでいろんな国の言葉が飛び交います。ツェルマット歴史は古く、かなり観光地化しています。
ツェルマット駅のすぐ近くにホテルがあり、テラスには花が置かれていました。まさに「外国にやってきた」感がとてもする素晴らしい町です。予定ではこの町に二泊することになっています。
まずはホテルまで歩いていこうとなりました。駅前は栄えていて、当然坂道はなかったのですが、宿泊予定のホテルは歩いて15分ぐらいのところで徐々に坂道が増えて・・・と、旅行あるあるの道に迷い、結構体力を消耗するハメになってしまいました。
この日はたまたまレースが開催されていました。トレイルランニングなんでしょうか。結構いろいろな年齢の日が走っていて、これも文化の違いを感じました。それに町の人が温かく応援していたのがとても印象的でした。
それにしても人が多かったです。恰好を見てもみんなが山に行くような恰好に思えず、観光地という感じがします。なんとかホテルについたのが午後の4時。スイスの緯度は高いので、日の入りが遅いです。(それでもスーパーは7時に締まりますし、もちろんコンビニはありません)
さらに少し天気が悪くなってきて急に雨が降り始めました。ツェルマットに着いたときは晴れていたのに、山の天気は変わりやすいとはこのことです。
しかし、少し見えるマッターホルンにテンションが上がってしまい、移動の疲れを置いてハイキングに出かけることにしました。
続く。