夜の梅を探しに京都駅近くの梅小路公園に行ってきました。
今回のお供は、m.zuiko 25mm F1.8と、新しくお出迎えした OM zuiko 50mm F1.8 です。
そもそものお話として、m.zuikoレンズは写り方がはっきりとしすぎていると言い始めてオールドレンズを購入することとなったのですが、今回はm.zuikoレンズの良さも再確認した撮影となりました。
目次
梅小路公園に行ってきた
二月も中旬に差し掛かり、寒いことは寒いんですが、徐々に春が近づいている気がします。二月の初めに植物園に行ったのは最近のこと。
Jupiter-9を買ったのですが、新たにOMマウントも導入してしまいました。
オリンパスのフィルム時代のレンズである、OMレンズ。オリンパスレンズの特徴として「小型軽量」「はっきりと写る」というのがあり、それはオリンパスの哲学とも言えるものだと思います。オールドレンズであろうと、今のレンズでもあろうと、その哲学は受け継がれています。
今回は夜の梅を探しに梅小路公園へ。ということで、初めてぐらいの夜間の植物撮影となります。天気は徐々に曇りになってきて、やはり天気は大事だと思った撮影でもありました。
夜の梅小路公園へ
梅小路公園といえば、広い運動場があり、古くから市民の憩いの場として利用されています。私も小さいころ、自転車の練習をこの公園でしたような記憶があります。
最近では、水族館や、鉄道博物館もできて、近々新駅もできるということで、京都でも盛り上がっているスポットの一つとなっています。
それはさておき、梅小路公園ではよくイベントがやっていたりするのですが、行ったときは冬のイルミネーションで「京都冬の光宴」というものが開催されていました。(2/1~2/14)
イルミネーションというか、提灯に明かりを灯すような感じでしょうか。E.zuikoはくっきりと写ります。
OMレンズもくっきりと写りますが、やはりこっちのほうが撮っていて楽しいと思えてしまいます。
マニュアルフォーカスでピントを合わせることが楽しいのかレンズの特色があって楽しいのか、よくわかりませんが、ぼんやりと何かが写っている気がするのです。それは幽霊ではありませんが、現行のレンズにはない何かが見えるような気がしてなりません。
ちなみにマイクロフォーサーズで使用しているので、50mmは100mmの中望遠の画角になります。
特にわかりやすいのが、この二枚ではないかと思います。画角が違うので、それだけでボケ方が違うのだと言われればそうなのですが、撮っていて楽しく思えるのはやはりOMレンズでした。
100mmの単焦点を使うと同じ写真が撮れるのでしょうか。オリンパスでは100mmの単焦点というレンズは現在販売されていません。比較しようにもなかなか難しいものがあります。
ただ、カメラもそうですが、使っていて楽しいこと。これが一番大切なことだと思います。写真を楽しく撮ることが、人生で写真を撮ることに意味にも思えてきます。
梅を撮ってきた
本題に戻ります。梅小路だから梅があるだろうと思って、梅小路公園に来たのでした。
梅小路公園では様々な植物が植えられており、梅は140本ほどが植えられているみたいです。
3月には梅まつりもあるようなので、機会があれば行ってみたいと思います。
梅はだいたい七分咲きといったところでしたが、梅のいい香りが漂っていました。写真では明るい感じで撮れていますが、想像以上に暗かったです。
梅は桜とは違うかわいらしい感じが好きです。花が小さいからでしょうか。
本当に暗くてなかなかピントを合わせられませんでしたが、家に帰ってみてみると、想像以上に撮れていてびっくりしました。ここらへんは最近のレンズのいいところがしっかりと出ている気がします。
このレンズは比較的寄れるレンズでもあります。すべて解放で撮っていましたが、きれいに映ってくれています。
そしてこちらがOMレンズ。こちらもきれいに写ってくれています。ただ、曇ってきて背景が白色になってしまいました。
まるで曇りの昼に撮っているみたいですが、夜です。現行レンズとオールドレンズの撮り比べと思いましたが、なかなか難しいものです。
感想
今回はm.zuikoとOMレンズを持っていきました。OMレンズの試写のつもりでいきましたが、思ったよりm.zuikoが仕事をしてくれた気がします。E.zuikoの単焦点もいいなと思えた撮影でした。夜の撮影ですが、これも楽しいと思える撮影となりました。昼間もいいんですが、人が少ないのがまたいいです。
梅はやはり小さくてかわいらしい花です。桜とは違う儚さがあります。その色を写真で出せるようになれたらいいと思いました。
オリンパス デジタル一眼カメラ OM-D E-M5 Mark II ボディ (シルバー)