白山に登る前の前哨戦はチャンピオンカレーの思い出

金沢駅

2014年。立山の次に挑戦する山として石川県の白山に登ってきました。

目次

日本三大霊山といえば

日本三大霊山と呼ばれる山があります。日本各地に霊峰がありますが、日本三大霊山と呼ばれるのは、富士山、立山、白山。この三つです。この三つを日本三大霊山といいます。

私は立山に登るまで、日本三大霊山なんて言葉は知りませんでした。しかし、黒部ダムに旅行に行き、運命に導かれ立山で山のすばらしさに感動しました。

なぜ白山なのか?

立山の次に白山を登ろうとした理由は簡単です。日本三大霊山という言葉を知ったからには、次は富士山か、白山に決めていました。しかし、富士山はあまりいい印象を持っていませんでした。

富士山は観光地の山というイメージが先行していて、富士山に登るならほかの山に登りたいと思っていました。観光地に登るなら、山登りがしたいと。

特に立山の雄山神社で「立山は昔、白山と標高を争っていた」と宮司さんが言っていたことを強く覚えていて、そのことが「次に登るなら白山。」と私を動かしました。

さて白山について簡単に。

白山は、石川、福井、岐阜、富山の4県にまたがる山域の山であり、山頂部は、御前峰(2,702m)大汝峰(2,684m)剣ヶ峰(2,677m)で構成されている。山頂には白山比咩(しらやまひめ)神社の奥社があり、山頂からの展望はよく、北アルプスや近畿地方まで見渡せる。日本百名山、花の百名山の一つ。

初心者が登りやすい山で、登山道はもとより、道の途中に休憩小屋などが整備されている山でもあります。

旅行の計画

2014年秋に白山に登ることにしました。ですが、山に登るだけではもったいないということで、

  • 一日目 金沢にて一泊
  • 二日目 白山にて一泊
  • 三日目 白山から下山、帰宅。

という計画で行くことにしました。

今にして思うと、なぜ金沢に行ったのかよくわかりませんが、そのときの気分はそうだったので、仕方ないです。

そして残念ながら、白山旅行のときの記憶が薄れていて、掘り起こしてみましたが、その残滓しか出ませんでした。写真を見て思い出しながら記事を書いています。ご了承ください。

一日目

一日目の予定は、京都→滋賀→福井→石川という感じで行きました。まず、福井の観光名所、東尋坊に行きます。そこで海鮮丼を食べます。東尋坊付近の水産店で食べました。思ったことは、海の近くなのに、高いし、そこまで感動しなかった。東尋坊もそこまで記憶に残っていません。

歳を取るとはそんなことなんでしょうか。

そのあとは金沢まで高速で行き、兼六園、近代美術館と行きました。

チャンピオンカレーの思い出

金沢での思い出といえば、近江町市場でのチャンピオンカレーでしょうか。カレーに金沢カレーというジャンルがあるのをご存知でしょうか。京都では、宇治市にゴーゴーカレーという金沢カレーがあります。

ルーには粘り気とコクがあり、カツが載っています。キャベツが載っていて、ガツガツとカレーを食べていきます。このルーが病みつきになるのです。食べたあとの満腹感はすごいことになり、食べた!とお腹が叫びます。

金沢カレーとはそういうカレーなのです。

そして金沢カレーの本場は金沢ですよね?ということで、探してみると、近江町市場にチャンピオンカレーなるものがありました。

京都では久御山イオンにありますが、本場は違うはず!と息巻いてチャンピオンカレーに挑みます。

近江町市場ではカウンターでカレーを食べることになりました。ここでもカレーはカツが載せられ、キャベツがついています。一口食べると、ルーがご飯と絡みついてドンと口の中にカレーが居座ります。

全部を飲み込む前にカツが口に入ってきます。そうですなのです。このカレーは次々と口に入れたくなるのです。そうして口がいっぱいになったら、飲み込みます。カレーは飲み物と言いますが、金沢カレーは固形物の印象が強く、例えるならバズーカ。そう、男のロマンを感じますね。

なぜ、ここまで金沢カレーについて熱く語れるのでしょう。

それは、もちろん男のロマンが詰まっているからです。

カレーの後は

そして、一人でカレーと戦ったあとは、そそくさとカウンターから立ち去ります。

言うなれば、残身を示したということでしょうか。いい戦いだった。そう背中で語れるようになりたいと憧れます。

一日目の思い出はカレーでいっぱいでした。そう、お腹がいっぱいになったように。

続きます。

白山 翠が池

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