伊吹山へは年に何度か登ります。今年は冬山の最後として登ったのは記憶に新しいところ。
伊吹山は花の百名山としても有名で、薬草が多く咲く山でもあります。古くは豊臣秀吉が薬草の山として開拓したような。
しかし今までこの時期の伊吹山へは登ってこなかったので、令和最初の山として伊吹山に登ってきました。
伊吹山のコースなどは以前の記録もありますので参考としてください。冬と違うのは5合目から冬道だと直登で登るのですが、夏道は九十九折に登っていきます。
目次
さっそく行ってきた
伊吹山の登山道で最もポピュラーなのは、上野の集落から登る方法でしょう。
登山案内所があり、民間の駐車場が多くあります。
民間の駐車場はそれぞれに個性があるのですが、梅ジュースをもらえたり、靴を水洗いできたり。その家に応じていろいろと特典があるみたいです。
伊吹山登山口には登山案内所があり、掲示板には花の開花状況などが書かれていました。手書きで書かれているところに少しほっこりします。
登山口にはトイレはありません。しかし民間の駐車場にはトイレなどが完備されています。
案内所は平日は無人でしたが土日は人がいたと思います。案内所では伊吹山のパンフレットなどがもらえたはずです。パンフレットはミニ花図鑑のような感じになっていてあると助かりました。
登山口には立派なゲートがあります。さて、ここから山頂まで約4時間の道のり。初めて登った時は長く感じましたが、今となっては短く感じます。
登山口からはしばらく樹林帯の中を歩きます。
樹林帯の中を歩くと緑に癒されます。花粉にやられてずいぶん長い間、家に閉じこもっていましたが、季節は着実に夏に向かっていると感じました。
1合目にやってきました
焼く15分で1合目に到着。どの山でもそうですが、登山口から1合目までの間がしんどいものです。しかし1合目に着くと、景色は冬とは違って全てが青々としています。
伊吹に登る日は曇天が多いんですけど、この日は晴天に恵まれました。
伊吹山には花があちこちに咲いています。もちろん登山道にも多くの花が咲いていました。花の名前には疎いのですが、降りてから調べてるのも面白いです。
2合目から3合目までの道です。登山口から5合目までは樹林帯の中を歩く感じです。ここも新緑がきれいです。
それに風が気持ちよく吹いていました。春というか、すでに初夏を感じる気候の中を歩きます。
3合目に到着。ここまでくると山頂が見え始めます。3合目にお花畑があるのですが、ぱっと見ではあまり咲いている様子がなかったので素通りします。
しかしこの景色も冬とは全く違います。そして新緑がきれいです。
5合目に到着
伊吹山5合目にやってきました。3合目からも山頂は見えますが、5合目から山頂までずっと見え続けるので気持ちはすごく楽になります。
5合目から山頂まではイブキガラシという黄色い花が一面に咲いていました。アブラナの仲間のようで、小さく、力強く咲いていました。
黄色っていう色は華やかですね。春というと黄色とか、緑っていう感じがします。
6合目避難小屋に着きました。斜面に立つ人工物はここだけなので、下からよく見えるのですが、ようやく来たという感じと、まだまだこれから先が長いんだという気持ちがせめぎ合うところです。
ちなみに6合目とありますが、6合目はここからしばらく先にあります。
8合目に到着
8合目へ。看板を見ると「山頂まで0.9m」と書かれています。あと少しだと思うとだいぶ気が楽になります。
いつも9合目を探すんですが、いまだに見つかりません。ですので、次の写真は山頂の写真となります。
ちなみに9合目付近が一番傾斜がきついです。登るときは大丈夫なんですが降りるときに高度感を感じます。
山頂に到着
午後0時40分、登り始めから4時間もかかりましたが無事に山頂に到着です。
何とも言えない残念な写真になっていますが、ご了承ください。
伊吹山の山頂からの景色はいつ見てもいいものです。
この日は晴天でしたが、少しかすんでいました。鈴鹿方向に撮りましたが、遠くまではよくわかりませんでした。
お花の伊吹山ということでしたが、山頂付近にニリンソウが咲いていました。
琵琶湖も少しかすんでいました。本当なら比良山系がきれいに見えるのですが、それも仕方ないこと。かすんでいようと、そこから見える景色はいつも素晴らしいの一言です。
いつも下山は早いです。特に写真を取ることもなく午後3時15分に下山完了。
お花も見れて満足のいく山行となりました。