【登山未経験者が立山に登る】何も調べず立山に行ったときのこと③(黒部ダム)【二日目】

黒部ダム

目次

黒部ダムの玄関口、扇沢へ

旅行二日目を松本のビジネスホテルで迎えます。

一人旅ってホテルで寂しくなりますよね。

特に旅行初心者であった私は何度か寂しくなって目が覚めてしまいました。

それはさておき、ビジネスホテルでモーニングを食べて、いざ黒部ダムへ。

扇沢駅へ

車で一時間ほど走り、長野側の玄関口である扇沢に行きます。

扇沢駅

どの駅を撮っているんだと思うような写真ですが、扇沢駅です。

ここからトロリーバスに乗り込みます。

トロリーバス

簡単にトロリーバスの説明をすると、

トロリーバス (trolleybustrolley bus)とは、道路上空に張られた架線から取った電気を動力として走るバスを指す。「トロリー」とは集電装置のこと。外観操縦法もバスに近い。無軌条電車(むきじょうでんしゃ)とも言い、略してトロバスとも呼ばれる。(Wikipediaより引用)

とのこと。要するに電気自動車のバスで、ちんちん電車のバスと思ってもらえたらいいです。

このトロリーバスは関電トンネルトロリーバスといい、黒部ダム建設時に資材運用用に作られた関電トンネルと走るバスで、日本ではトロリーバスが走るのは立山だけとのこと。

と、そんな感じのようです。

しかし、写真を見てもらってわかるように、私が行ったときは、どうやら黒部ダム完成50周年だったみたい。(2013年)

特別に何かあったか覚えていませんが・・・

黒部ダムへ

扇沢駅からトロリーバスに乗り、黒部ダム駅へ。

黒部ダム駅こういうのを見ると、いよいよ来たかとなりますよね。

駅と抜けると、この景色が広がります。

黒部ダムドーン!!とまさしくそんな言葉が似あうインパクトを受けます。

ここでも黒部ダムの簡単な説明を。(Wikipediaの引用もいいですが、自分で継ぎはぎするのも楽しいです)

黒部川第四発電所「通称くろよん」と呼ばれる関西電力の水力発電用ダム。昭和38年(1963年)完成。戦後の日本の電力不足を解消するために作られたアーチ状のダム。ダム湖である黒部湖には約2億㎥の水が蓄えられており、発電量は約33万kW。工期は7年、延べ1000万人の人手を要した。日本最大のダムであり、世界でも有数のダムである。

まさしく自分が見たカレンダーの景色が目の前に広がります。

しかし、私はあまり感動しなかった。黒部ダムを目的に旅行を立て、ここまでやってきたのだが、目の前に広がる光景はどこか他人事のように思え、自分の足でやってきたのだという感じがあまりなかったのだ。

ただ、黒部湖が緑だーとか、放水して虹ができるんだーとか、思った以上に寒いなーとかそんな感想しか出なかった。

どちらかといえば、黒部ダムカレー

撮り方が最高に悪いですが、ダムカレーです。

このダムカレーのほうが印象深かった。

なぜなら、みんな大好きカレー。しかし、このカレーはルーが緑色。黒部湖を思わせる緑色。

そしてグリーンカレーなのです。

グリーンカレーなんて食べたことのなかった私は衝撃を受けました。

いつも食べているカレーと違う!!

食べたときは、ほのかに甘い。しかし後からじわっとくるスパイス。

辛いだけではなく、ほのかに抜けていくスパイスの香りが心地よいこと。

そしてもう一度口に運ぶと、また甘さが漂う。

まさに甘い、辛いが交互に訪れ、いままでのカレーという常識が覆った瞬間でした。

黒部ダムに来たことによってこのカレーを食べれたということで、すでにこの旅行に満足感を覚えます。

ダムカレーを食べた私はそそくさと本日のお宿に向かいます。

黒部ダムの標高もはやこんな標識に感動はありません。

ちなみにダムの高さ186メートルというのは、松本城の約6倍の高さです。

ダムから下をのぞきましたが、186メートルという高さに実感はわきません。強いていうなら、落ちたら帰ってこれないということぐらい。

黒部ダムから

ダムのえん堤を歩いて反対側に向かいます。

黒部ダム、要塞みたいでかっこいい・・・

黒部ダムからはケーブルカーを乗り、黒部平駅に向かいます。

ちなみにケーブルカーは昭和の乗り物という印象でなつかしい感じがしました。

大観峰へ

ケーブルカーに乗り、大観峰に行きます。大観峰

駅を降りて、これを見るとやってきた感がとてもします。

大観峰より

ちょうど青いのが、ケーブルカー。黒部ダムも見え、ずいぶん高くまで上がってきたものだ。と思います。

大観峰より再度トロリーバスに乗り、本日のお宿がある室堂に向かいます。

続く。【登山未経験者が立山に登る】何も調べず立山に行ったときのこと④(立山、室堂)【二日目】

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