平成30年が終わろうとしています。
そこで今年のまとめの記事を書いておきたいと思います。
来年で平成は終わります。ちょうど三十路を迎えたので感慨深いものもあります。といっても特に何もないんですけどね。
目次
1月 愛宕山、三峰山へ
初詣は愛宕山へ。いつも通りの新年です。
愛宕神社で登山の安全を祈願します。
下旬には奈良県の三峰山へ。
毎年、冬山として高見山、三峰山、伊吹山に登っているので、今年も雪があって天気のいい日を狙って三峰山に行ってきました。
今年の目標として、「黒部五郎岳に登ること」「結婚すること」と二大目標を掲げます。平成30年末、どちらも達成できませんでしたが。
しかし、三十路を迎えて思うことは、年初めに目標を立てることはいいことだと思いました。
今年のゴールテープを意識することでモチベーションが違いました(何度も言いますが、目標は達成できていません)
それとゴールテープに向かって走ったかというと、それはまた別のお話ですが。
とりあえず山に対しては純粋に向かったはずです。
平成最後の年という実感はありませんでしたし、三十路を迎えるとも思っていなかった、そんな平成30年の幕開けでした。
2月 冬の伊吹山
今年は雪が多くてテンションがあがった二月でした。
伊吹山に登りに行き、1合目から雪があったことにウキウキとしました。
途中、気温が上がってなかなかに厳しい登山となりましたが、楽しかったです。
2月はもう一度登山に行こうと思っていましたが、なかなか予定が合わず。
そして2月下旬を迎え、花粉大爆発となります。
3月 花粉爆発
2月の末に急に気温が上がったせいか、花粉が一気にきました。
今年はすごかったです。花がむずむずしてきたなーと思った次の日には、体と心がぼろぼろになりました。
鼻にティッシュを突っ込みながら、マスクをしてフガフガしていました。目からは涙。鼻からは水。体調は最悪で、毎日が憂鬱でした。年々、花粉症がひどくなっている気がしてなりません。
3月は病人のように過ごした思い出しかありません。当然山にも行けず。というか、外に出られませんでした。
4月 死人のように過ごす
ようやく花粉が収まってきて、そろそろ外に出ようかと思いましたが、まだまだ花粉の脅威におびえて過ごす日々。
今年は天気も悪かったせいか、桜もあまり見ていません。
4月も病人のように過ごしました。
5月 春の訪れ
ようやく花粉の脅威が去り、春が訪れます。
・・・私にとっては5月からが春なのです。
ようやく山に行けると思い、彼女さんを連れて鈴鹿セブンマウンテンの一つ、竜ヶ岳へ。竜ヶ岳にシロヤシロを探しに行きましたが、よかったですね。
赤坂山には再チャレンジ。縦走コースを登り、黒部五郎に向けて体作りを意識します。
赤坂山の縦走も楽しいので、来年も登りに行きたいです。
6月 梅雨の一休み
梅雨に入り、しばらくお休みの月。
職場の人と大峰山脈の山上ヶ岳に初めて登り、大峰も意外と簡単に登れるものと知ります。
雨の中の登山でしたが、大峰の山の良さを体感。稲村ヶ岳に登れなかったので、次の宿題としました。
7月 蝶ヶ岳へ
今年の梅雨明けは早かったです。
会社の都合で夏休みの予定は五月ごろに決めてしまうで、梅雨明けと夏山登山がかみ合いませんでした。
それでも彼女さんを連れて蝶ヶ岳へ。
上高地に遊びに行くつもりぐらいで蝶ヶ岳に登りましたが、思った以上にしんどい登山でした。
しかし、蝶から見る槍穂高のパノラマはすごかったです。
台風前だったこともあり、夕焼けがすごいことに。人生で一番の夕焼けを見ることができました。
大満足の蝶ヶ岳山行となりました。蝶ヶ岳から見た常念岳はやはりきれいだったので、次はここも行ってみたいです。
いつかは大天井、常念の縦走をやります。(決定事項です)
8月 薬師岳へ
今年の夏は暑かったです。特に梅雨明けからの晴天続きがひどかったです。
しかし今年の目標は黒部五郎に登ること。(結婚は次点となってしまいました・・・)
「待ってろよ!黒部五郎」と気持ちを高ぶらせるために薬師岳に登ることにしました。
台風接近で行けるかと思いましたが、案外行けてしまうのが登山のいいところでもあります。
最初は曇っていましたが、太郎平まで出ると晴れました。目の前に広がる光景。山の奥深さを感じました。黒部の奥深さに感動しました。
そしてこの星空。泊りの登山でようやく満点の星空を見ることができました。三年ぶりぐらいの山での星空。ようやく天の川をカメラに収めることができました。
人生初のブロッケンも見れてかなりお腹一杯になった登山旅行でした。
9月 鷲羽岳へ
しかしあくまでも今年の目標は黒部五郎。
そこは1月から決めていたので、黒部五郎の計画を進めます。
もともと5月に9月の休みを決めるということが無理があるようにいつも感じます。秋雨の具合もよくわからないことがあるので、もしかしたらを狙って、9月の中旬に休みを入れました。
三日間の山行で一日目は雨。二日目と三日目は曇り。一度新穂高まで行ってみて考えてみようかと思います。
9月末にも休みを入れていましたが、こちらも天気がどうなるのかわかりません。紅葉もありますが、それでも天気がまだ持ちそうな時期を狙って新穂高まで車を走らせました。
前日に新穂高まで着くと、雨。しかし外の様子はよくわからなかったので、なんとか雨がやんでくれることを祈りました。
翌朝の状態がこれ。
なかなかの大雨でした。大雨警報が出ていたようで、その中での一日目となります。
今までの山行で一番濡れたのではないでしょうか。
もともと新穂高から双六まで歩いて、二日目に黒部五郎、三日目下山の予定でしたが、鏡平で心が折れて、鏡平で一泊することに。そして計画すべてを変更に。三俣山荘でシチューを食べることを目的とします。
天気は全体的にあまりよくなかったと思いますが、山のいいところは、天気が良くなくてもいいところが見えるところだと思っています。鏡平で無事に槍を移すことができました。
双六から槍は見えそうで見えない状態。しかしアイコンにできるぐらいの槍が見えました。こういうところが面白いと思っていまします。
夕方にはきれいな鷲羽も見れましたしね。シチューもおいしかったですが、三俣山荘にはまた泊まってみたいです。新穂高~双六~鷲羽と無理なく歩けたことも大きな自信となりました。
9月末にどこに登ろうかと思っていたときに、最後に彼女を連れて燕に行こうと計画したのですが、天気が最悪の状況。10月に延期しようとなりました。
10月 濁河温泉へ
10月に入ると、そろそろアルプスは冬の様子になります。天気予報とにらめっこしながら、山を決めようとしましたが、寒波が訪れたとありました。
一人ならいけないこともないのですが、彼女を連れて行くとなるとなかなかに厳しいものがあるので、山は諦めて濁河温泉へ。すでに鷲羽でお腹いっぱいでしたしね。
濁河温泉は御嶽山のふもとにある温泉。岐阜県下呂市の山奥にあります。
日本秘湯を守る会の会員旅館で、家族で経営している小さな旅館。しかし温泉よし。料理よし。旅館よしで、大満足の温泉旅行となりました。
11月 オールドレンズを買う
ちなみにブログを始めたのは9月です。それから過去の山行をとりあえず記事にする作業をしていました。
濁河温泉の写真もそうですが、写真に物足りなさを感じ始めていたときでした。
11月初旬に蛇谷ヶ峰へ。
自分の撮りたい写真ってなんだ?と明確に思うようになった山行でした。
それからオールドレンズを買ってみることにします。
正直、今はカールツァイスのレンズの使用頻度はそこまで高くないです。今はペンタックスのオールドレンズをよく使っています。
何より軽いしね。写真をうまく撮るには単焦点で勉強するというのもありだと思います。
ズームレンズでは写真はうまくならないと気が付いたのがオールドレンズを使って一番の収穫です。
11月は3回山に登りました。稲村ヶ岳と高見山です。
あとは紅葉の時期だったので、カメラを持っていろいろと行きました。
個人的には不本意ですが、これが一番よく撮れた紅葉の写真ではないのかと思います。
永観堂にも行きましたが、人が多すぎて写真を撮るような環境ではありませんでした。人の多いところには行きたくないとつくづく思った11月でした。
12月 綿向山、入道ヶ岳
12月に入ってすぐに「今年の山納めはどこにしようか」と思い始めます。
平成最後の山はどこ?なんか印象に残る山を。そんな焦燥感に駆られます。
とりあえず偵察がてら綿向山へ。
こんな冬っぽい写真が撮れて満足できる山行となりました。
今年は近場の山にあまり行けていない印象で、鈴鹿の御在所岳には毎年登っていたのですが、今年は一回も登らず。夏の伊吹も登っていません。大峰に手を出したことで行ける山も増えましたが、それでも御在所、伊吹、武奈は毎年でも登りたい山です。
以前は京都北山にも登っていたので、来年は再び北山にも登ってみたいと思います。
綿向山に登って鈴鹿も奥が深いと感じました。
山登りの参考にしているガイドブックを見て次の山を決めていましたが、ツイッターを始めたことでいろいろな山の情報も入るように。
ガイドブックにはほとんど載っていないと思われる入道ヶ岳を知ることになります。
今年の山納めは入道ヶ岳でいいかと思います。鈴鹿に登りに行けていなかったので、軽く登ってアクアイグニスに入って帰ろう。と軽い気持ちで登った山でした。
結果、満足です。温泉もよかったしね。
まとめ
そもそもこの記事がまとめなのですが、今年のまとめとして。
アルプスに3回登りに行けたことは、とても有意義でした。まさに平成最後の年にふさわしい山旅ができたと思います。
ブログを始めたことでいくつか変わったことがありますし、それらは自分にとっていいことだとも思っています。
私自身は人見知りですし、あまり誰かに心を開きません。決して外部とつながりを持ちたいと願っているわけではありませんし、山は一人で登りたいタイプです。要はひねくれものなだけですが。
それでも誰かがこのブログを読んでくれているので、書いていてよかったなと思うことができます。
平成30年も最後となりましたが、みなさまのよいお年を迎えられるように祈り、この記事を閉めたいと思います。
さて、来年はどこに行って、何を見て、何を撮って、どこに登ろうか。
よいお年を。kkshi
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